弁護士とトラブルになったら

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弁護士とトラブルになったら

依頼者の利益を守ることを第一として、日夜活動している弁護士ですが、時には依頼者の不利益を招き、トラブルになることもあります。
そんな時、私たち依頼者は、どのように対処したらいいでしょうか?

弁護士とのトラブルは、大きく二つのケースにわけられます。
一つは、相談した弁護士が、元々悪質な弁護士の場合です。
悪質な弁護士は、依頼者の法律に対する知識が乏しいことにつけこみ、自身の利益を最優先にして活動するため、トラブルに発展します。
もう一つは、能力の低い弁護士に当たってしまった場合です。
これは、悪気はなくても、そもそもの弁護士としての能力が低いため、様々な場面で問題が発生し、最終的に依頼者とのトラブルへと発展してしまいます。

どちらにしろ、依頼者にとっては、相手が弁護士だけに大変困った事態となってしまいます。
これら弁護士とのトラブルが起こった場合、その弁護士が所属する弁護士会に相談するのが一番です。
全国の各弁護士会には、弁護士とのトラブルやクレームに対応してくれる「市民窓口」が設置されています。
トラブルの内容によっては、相談した弁護士会が、依頼者と弁護士の間に入って調停を行ってくれることもあるのです。

また、これらのトラブルにあわないためには、普段から法律問題や地元の弁護士に関する情報に注意を払い、何か問題が起こったときに信頼して相談できる弁護士を探しておくことが必要です。
あまり現実的とはいえませんが、事前の準備が大切ということがいえるでしょう。

全国各エリアの弁護士会・弁護士会連合会

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